<過去の旅 3>
■ 中学生編 ■
中学生になり、学生カバンも姉のお下がりでぼろぼろで擦り切れたカバンに黒マジックで塗って隠して学校に通っていました。
制服も姉のです。
制服は、体にぴったりしていて、細めの姉と対照的に筋肉質の私にはきつくて、新しいのを作ってと何度も頼みました。
でも、母は、「体を制服に合わせなさい」と言って取り合ってくれませんでした。
仕方なく、ぱんぱんのまま、3年間過ごしました。
でも、一番辛かったのは、ブラジャーの時です。
担任の先生からブラジャーするように言われても、親が買ってくれる訳がありません。
注意されてもそのまま学校に行っていました。
すると、ある日、担任から家に電話が行ってしまいました。
母は姉に愚痴をこぼした後、「あんたのいらないのを1枚この子にやって」と言いました。
姉は、本当に嫌そうに、捨てようとしていたゴムの伸びたブラジャーを投げつけました。
私は高校生で自分のバイト代が入るまで、そのブラジャー1枚で過ごしました。
ちなみに、姉より胸が大きくて、「このブラジャーじゃ胸がきつい」と言ったら、
姉が「イジメだ」と泣いて足蹴りされました。
そして、母にすごく怒られた事を覚えています。
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